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  • 2020.07.05 Sunday
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甘エビと甘ダイと

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■ 甘エビ(和名はホッコクアカエビ)です。

・富山湾では海底傾斜が強いので沿岸域で、甘エビを漁獲できます。(小型機船底びき網漁・かごなわ漁など)

・甘エビは幼生たちはすべてオスです。成長につれて5歳ごろから、オスからメスへと性転換します。召し上がるサイズの甘エビはすべてメスということになります。

・産卵期の「子持ち甘エビ」の外子(卵)は珍味としてもよろこばれています。
アマエビ卵の塩辛


■甘鯛(アカアマダイ )

・甘鯛は京都では昔から「ぐじ」と呼ばれ珍重されていたのはご存知のとおりです。
「ぐじ」とは「屈頭魚(くずな)」から転じた語であるそうな。確かに頭がへこんだように見えます。
・手前どもでは「甘鯛」と書いていますが「尼鯛」と記す方もいらっしゃいます。
顔が尼僧に似ているからというわけです。
・甘鯛も 「あやかり鯛」のひとつで、スズキ目アマダイ科アマダイ属に分類され、タイ科ではありません。 

甘鯛(アカアマダイ )

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